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悪徳業者や闇金融の被害にあわないために

金融会社というのは多くの人が知っている大手の業者から、誰も聞いたことのないような小さなものまでとにかく多くの会社が存在しています。全てを把握するのも難しいぐらいにありますが、その中に必ず紛れ込んでいるのが悪徳業者や所謂「ヤミ金」と呼ばれる無許可の貸付を行うところです。

 

こういった悪徳業者やヤミ金と呼ばれるところは法外な利息を請求してきたり、過剰な催促(取立て)なども行い、利用することで必ずといっていいほどトラブルになります。このような業者は利用しないことは当然ですが、連絡もしない事が大切です。一度でも連絡をしてしまうと連絡先を控えられて営業の電話などがしつこくかかってくることもありますので、要注意です。

 

問題は悪徳業者やヤミ金をどうやって見分けるかという事ですが、最も危険度が高いのがガードレールや電信柱、最近では見かけなくなりましたが電話BOXなどで見る「融資OK」などという言葉とともに携帯電話番号などが書かれている小さな貼り紙です。これらはほとんど全てと言っていいほど「ヤミ金」であり、借りたとしても2万3万程度で1週間や10日後に4万や5万で返せという考えられないぐらいの高利で貸し付けてきます。

 

もちろんそんな高利では誰もはじめは借りませんが、大手の銀行のカードローンよりも良い条件の大きな融資枠の話などを持ち出してきて、「この条件で貸すかわりに一度信用をつけてほしい」などというような言葉で少額の融資を持ちかけてきます。

 

お金に困っている場合というのはそういった言葉を信用してしまうもので、2万円などを1週間後に4万円で返すという有り得ない高利で借りてしまいます。1週間後に4万円で返して上記のような融資はなく、「騙された!」で済めばまだマシな方で、性質の悪い悪徳業者やヤミ金の場合は完済を許可しない場合があります。

 

払いきりたいのに延々と利息のみを払わせられることもある

ヤミ金の手口の一つとして返済サイクルで完済金を入金できない場合は、利息分だけの支払いとする事で返済を先延ばしに出来るようなシステムがあります。2万円を4万円の完済で借りているのであれば2万円が利息分となりますが、それを1週間後に入金する事で返済を更に1週間後に延ばせるわけです。

 

しかしその1週間後には再び利息分だけの入金をするか完済金の4万円を入金するかなのですが、業者によっては完済金の入金を認めず、利息分の払いしか許可しません

 

そこでもし完済金の入金をしたとしても利息分として取られてしまい、1週間後から催促の電話などが入ったり通知が届いたりと、とにかく酷い事になってしまいます。常識で考えれば完済金を払ったのだからそれで終わりのはずですが、悪徳業者やヤミ金といった類のものには常識は通用しませんので絶対に利用しないことです。